平成27年度東北地区社会就労センター協議会職員研修会へ出席しました。
初日は基調講演と各テーマの6分科会に分かれ、ディスカッションが行われ、第一分科会(生産活動~工賃向上に向けた優先調達推進法への対応について~共同受注の取り組み等)へ参加しました。
基調講演では、職員に求められる視点として顧客とは企業や購入し利用するお客様である事、利用者の皆さんは作り手の仲間として捉える事。また、顧客のニーズに応えた製品作りが工賃向上に繋がるとの事で、利用者の皆さんと共に良い製品作りをしていきたいと思いました。
分科会では他県の共同受注窓口の利用と活動が盛んであることと、他施設との繋がりが非常に強いと感じました。
翌日は、施設見学と東日本大震災後の福島県の現状報告があり、震災当時、原発近辺にあった「おおくま共生園」の施設長から避難時の様子を説明して頂きました。
中でも、健常者と同じ避難所生活がどれほど大変な物か、そして障害者だけの避難所の必要性を感じました。
施設見学では、そこで働く利用者の皆さんと職員の方々は普通に感じている作業環境でも見学者からはこれで良いのかと思う点が多々見られました。
これは自分の勤めている施設にも共通して言える事だと思います。
改善点を見つけ、利用者の皆さんが安心して作業ができる環境に配慮していきたいです。