就労継続支援B型を通所利用しているTさんは、特別支援学校高等部卒業後に旭光園の就労継続支援B型を利用し始めて今年の4月で3年目に入りました。最初の1年目は新しい環境と人に慣れず、遅刻と欠勤が多かったTさん。2年目に入ると、徐々に職員や利用者さんとコミュニケーションはとれるようになってきたものの遅刻と欠勤はあまり減らず、本人といろいろ話していく中で、寝坊したり朝の準備が思うようにすすまないと気持ちが切れてしまう、ということが分かってきました。そこで、達成感が目で見えるように、遅刻をせず出勤できた日は職員のカレンダーにシールを貼り始めました。すると、目に見えることで本人もシールを貼ることに喜びを感じ始め、少しずつ出勤時の笑顔が増えて、遅刻や欠勤も減っていき、仕事に対する積極性も変わってきたように思います。引き続き一人ひとりの利用者様とのコミュニケーションをこまめに取り、意欲を引き上げる工夫をしながら自立に向けた取り組みを行っていきたいと思います。