9月10日、青森県高次脳機能障害者リハビリテーション講習会実行委員会主催の講習会に職員2名が参加しました。
「エピソードで理解する高次脳機能障害」というテーマのもと、高次脳機能障害を引き起こす傷病や、具体的な症状について講師の方の実際のエピソードを交えながら分かりやすくお話ししていただきました。
特に印象に残った内容として、障がいに対する自己認識は脳損傷の原因によって違うということでした。
例えば脳血管障害によるものであれば、以前できたことができなくなったことに対して、悲嘆する傾向があり、交通事故等での脳外傷であれば、自分自身の状態が受け入れられない傾向があるようです。
講習を聞き、症状の内容や程度の個人差だけではなく、当事者の方が自分の障がいをどう捉えているのかという部分にも目を向けることは、支援を行っていく上で重要になるのだと改めて感じました。